DesignGirls 代表 福田恵里、ディレクター木下裕介

design

こんにちは〜!

 

さやかです。

今回はDesignGirlsさんを取材しました!

講義

DesignGirlsとは2日間にわたる、女性のためのデザイン・プログラミングスクールで参加すると自分でWebサイトが作れるようになるそうです!

IT系のワークショップやスクールとなると初心者には厳しそう、なんだか難しそうな印象を持っていらっしゃる方も多いと思いますが DesignGirisはそんなイメージとは懸け離れた素敵すぎる空間になっています!

ヨガ

休憩時間にはみんなでヨガをしたり。

ケーキ1

スイーツを食べるお茶の時間もあるそうですよ!

こんなに素敵な環境でデザインとプログラミングが学べる場は 世界中どこを探しても絶対にありません!

そして、こんな素敵な場を提供しているDesignGirls代表の福田恵里さんとディレクターの木下裕介さんにインタビューをしました!

 

ご経歴を教えてください。

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福田:学生時代は、大阪大学の外国語学部でスペイン語を専攻していました。大学時代にプログラミングやデザインの勉強をやっていたわけではなく、大学4年生までダンスサークルに入ってダンスばかりしていました。幼い頃から海外で働きたいという思いがあり、大学を2年休学してサンフランシスコとソウルに語学留学をしていました。帰国後、語学というツールを使って、どういう仕事がしたいのかと思ったときに、仕事の核となるスキルがなかったので、IT企業でインターンをすることにしました。インターン先で最終的にサイトのUI改善を役員の方にプレゼンするという機会があって、いい評価をいただけたのに工数の関係でできないよねということになって、それが悔しくて。自分で実装までできたら企画が実現できたのにと思って、それからデザイン、プログラミングの学校に行き始めたのがITの世界に触れたきっかけです。今はリクルートに入社して、UXD部でゼクシィを担当しています。

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木下:東京大学工学部社会基盤学科というところで、僕もまたITとは全く縁もゆかりもない学科でしたが、都市計画に関する勉強をしていました。具体的には、バングラデシュの現地の方々に道路のデータをクラウドソーシングで収集してもらい、政府がそのデータを用いて道路の維持管理に活用する手法を現地政府に提案する研究をしていました。

そのような研究をしていたこともあって、大学3年生の時に東南アジアを旅行する機会がありました。そのときに目の当たりにしたんですけど、東南アジアって雨が降ると、道路が冠水するし、すごい渋滞になるんですよ。こういうインフラの未整備で発生する課題って、すごく不便だなと思い、これを解決したいなと思ったんです。橋や道路を作って、インフラを整備することでそのような課題を解決する方が良いかなと思って、最初は国家公務員になろうと思っていました。必死に勉強をして、試験も通ったのですが、国家公務員の方にOB訪問したときに、政治などとのしがらみも多いし、若いうちから国家公務員として国を変えるというのはなかなか難しいということを言われて、国家公務員を目指すのは辞めることにしたんですね。そのとき、東南アジアを旅行したときのことをふと振り返ってみたんですが、貧困層と言われる方々でもスマートフォンやテレビを持っていることが多くて、ITの力で社会課題に対してアプローチする方が若いうちから自分の力が生かせるんじゃないかと思ってからは、ITの方にベクトルが向きました。

そこから自分のITのスキルをあげようということで、3年生の夏からWEB広告のベンチャー企業でインターンを1年ほどしました。その中で、自分でモノが作れるスキルが必要かなと思っていた頃に、同じ学科の友人が、プログラミング学習サービスを提供するProgateを立ち上げました。そのProgateが、Ruby on RailsというRubyのフレームワークを使って2ヶ月でサービスを開発するキャンプを主催するという話があり、是非参加してみないかと言われたので、福田と一緒に参加しました。それがきっかけでDesignGirlsが誕生しました。

 

福田:DesignGirlsも最初はオンライン教育サービスだったんですよ。パソコン上で、デザインとかプログラミングが学べる。しかも女子向けにすごく可愛いUIにして無料で学べるというのをコンセプトにして活動していたのですが、付随して、オフラインのイベント、リアルのイベントをやりたいよねということでやったのが、1番はじめのDesignGirlsで、それが好評だったので、今も講座イベントの方を続けています。

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DesignGirlsについて詳しく教えてください。

福田: DesignGirlsは、初心者の女性のためのデザイン・プログラミングスクールです。現状、土日を利用して、2日間のWEBデザイン講座を行っています。初心者の女性限定で行っていて、1日目にデザインの基礎や、フォトショップの基本的な使い方をお伝えするとともに、デザインカンプを作っていただき、2日目は1日目に作ったデザインカンプをコーディングしていきます。HTMLとCSSを使って、最終的には1つのWEBサイトを作るというところをゴールに2日間の講座を行っています。

活動理念に、自分のアイディアを形にできる女の子を増やすというのがあって、DesignGirlsのコンセプトになるのが、『GIRLS BE CREATIVE』です。

今までアイディアだけ自分の中に持っていたけど実現が難しかったという方も多いと思います。そんな方にもテクノロジーの力を使って、実際に手を動かしてそれを形にできるような世界観を作りたいと思っていて、そのお手伝いをしたいという気持ちで活動しています。

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DesignGirlsの魅力を教えてください

福田:魅力は沢山あります(笑)。

実は毎回アンケートをとっていて、その中の声で多いのは、講座自体もおもしろかったけど、自分と同じようなバックグラウンドで頑張っている女性の仲間に会えたことが嬉しかったという意見が1番多くて、最初は、知らない者同士でぎこちないのですが、ヨガやスイーツを食べる時間を通してすごく仲良くなれるんですよね。最後に、懇親会という形でみんなでケータリングを食べながら歓談をする時間を儲けているのですが、DesignGirlsの参加者は意識が高く、自分でやりたいことが明確に決まっていて、それを成し遂げるためにDesignGirlsに来ている方も多いので、色んな情報交換をして、その後もデザインガールで学んだことを勉強しようということで定期勉強会をしたり、プライベートでも定期的に集まったりしていらっしゃいます。そんな風に、ただ技術を学ぶだけではなく、人と人とのつながりが作れるところが魅力かなと思います。

初め私が講座の応募LPを作ったとき、大分グラフィックを可愛い系に寄せたので、集まる参加者も大学生ぐらいかなと思ったら、年齢層はバラバラで主婦の方もいますし、社会人の方もいますし、多種多様なバックグラウンドの人が集まって、教え合いながら学んで下さっています。

 

DesignGirlsの運営をするようになって福田さん、木下さんにも変化はありましたか?

福田: 変化というか、新しい気付きとしては、思ったよりテクノロジーに興味がある女性が多いということが分かり驚きました。DesignGirlsをやる前は私のような人間はニッチな存在だと思っていて、女性で本当にテックに興味がある人は少ないと思っていたのですが、実際は凄く多くて。見せ方や教え方を工夫してあげることによって、より親近感を持ってもらえるというか、今までやりたいと思っていたけど、分厚い本を読むのは嫌だとか、男だらけの勉強会に行くのは苦手という女性たちに、入り口のハードルを下げてあげることで、始められることが多いということを実感しました。

 

何故これからの時代においてIT教育が必要であると考えているのですか?

福田:今は何でもインターネットに繋がっている時代だと思っていて、街を歩いていたらほとんど全てのことにインターネットが使われているはずです。今までは第三次産業に使われることが多かったのかもしれませんが、例えば、漁業とか、畜産業とか林業とか一次産業にもITを取り入れるスタートアップ企業も増えてきました。

技術の進化、デバイスの多様化、人々のインターネットとの関わり方、全てが今大変革を迎えようとしている日々の中で、それを自分がやるのか、人がやっているのを見ているだけなのかってなったときに、そりゃあ自分でやりたいじゃないですか。「自分が」今ある課題を解決したいじゃないですか。

そんなときに、変革の全ての基盤になってくるITの事を何も知らないと、何もできないかなと思って。

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木下:僕は、現在の学校教育に課題を感じています。同じカリキュラムをみんなが受動的に受けること自体が課題だなと思っていて、人それぞれ、興味や関心が違うと思うんですよ。ただ、すぐに現在の学校教育の課題を根本的に解決することは難しいので、ITの力を学校教育に生かして、本当にその人が興味あることを能動的に調べるというアクションの機会が増えていくようになるといいなと考えています。

受動的ではなくて、能動的に興味や関心のあることを自分で調べるというのが若いときには大事だと思うので、ITの力を借りて、自分で能動的に調べるという行為が増えて、興味関心の幅が広がるようなことがあれば、将来の職業の選択肢も広がるのではないでしょうか。

 

代表として、ディレクターとして意識していることはなんですか?

福田:講師として意識しているという意味でいうと、徹底的に初心者女性のプログラミングに対する障壁を取り払ってあげるという事を意識しています。女性が見てて楽しくなるような見た目の可愛さを追求するだけでなく、自分が初心者だった時の事を思い出して、講座も一貫して初心者目線での説明を心掛けています。

例えば、初心者のプログラミング学習にありがちなのが、学習途中で分からないことをGoogleで検索したとします。沢山情報は出てくるけれども、分からない事をまた分からない単語で説明されているから、結局どういう意味なのか理解できないまま挫折してしまった、というような経験です。初心者には専門用語を使わないとか、誰にでも分かるような言葉を使ってあげて、あとでこれってこういう言葉で言うんですって説明をしています。

加えて、3、40万とか払ったら学べるプログラミングスクールは幾らでもあるんですよ。でも、そこで習う内容は、本当はもっと短期間で効率的に学べるものなのに、無駄な事が多くて長期になってしまっています。私達は自分たちが学んできたルートのなかで、1番効率的な最短ルートで学んでいただけるような設計にしていて、無駄を省いたカリキュラムを心掛けています。

代表として意識している点では、ずっとプレイヤーでいたいと思っています。自分で作る方が私自身好きで、マネジメントに徹しないというところはこだわっていて、LPも作るし資料も作るし素材も作るし…ずっと手を動かしながら事業には関わっていきたいです。

 

木下:やはり女性向けのスクールなので、女性だけの環境をできるだけ楽しんでもらえるように、男性の僕は運営のサポートに徹するというところは心掛けています

僕自身、中高男子校出身で、大学も9割が男性というような環境に身を置いていたので、男性だけの環境でしかできないことがあるということを経験上知っているのですが、それと同じように女性だけの環境だからできることもあると思うので、それをなるべく壊さないように、なるべく運営に徹して、女性が女性だけの環境を楽しんでもらえるようにサポートする立場を意識しています。

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今大学生なのですが、大学在学中にやっておくべきことなどアドバイスをお願いします!

福田:私自身は留学したことがすごく良かったと思います。留学で人生が本当に変わったなと思いますね。

それぞれ感性とタイミングは違うので、私が良かったから、全員がそれをやればいいというのは間違っていると思いますが、私は、自分で自分のことを律せないタイプでして(笑)自分で環境を変えたり、付き合う人を変えたりしないと自分の行動を変えられないんですよ。自分の意思だけで何かをはじめようとかしようとしても長続きしないタイプなんですけど、留学となると環境ががらっと変わるじゃないですか。自然と自分のマインドも変わってくるし、会う人にも影響を受けます。私の場合、サンフランシスコに留学していたのですが、それまでITに全然興味がなかったのですが、ITの聖地と言われているシリコンバレーがサンフランシスコの近くにあって、例えばアントレプレナーシップを勉強している学生とか、シリコンバレーで起業しますみたいな子とかが沢山いて、その人たちから話を聞いているうちに、ITって面白そうだなと思ったし、こんなに違う世界があると気付くことができました。ダンスばっかりしていたけど、自分が興味のアンテナをはっていなかっただけで、きちんと周りを見渡せば全く気付いていなかった面白い世界が溢れているんだなと気付けたから、全く違う環境に身を置いてみることが大事だと思っています。その最適解が留学なのかはわかりませんが、スタートアップで働いてみるとか、ベンチャーキャピタルのアソシエイトになってみるとか、ビジネスを多角的にみることができるところに身を置くのはすごくいいかなと思います。

木下:学生の間は時間があると思うので、旅行したり、自分がどういう風になりたいかを考えたりする時間に使ったらいいんじゃないでしょうか。具体的にこういうことをしろとかいうことはありませんが、色々な環境に身を置いて、今まで経験したことのないことをたくさん経験し、自分自身の視野を広げることがいいと思いますよ。遊びの中でも、将来なりたい姿が見つかるかもしれないですし。その中でも意識して欲しいのは、自分が今いる環境と最もかけ離れた環境に身を置くということですかね。客観的に自分を見つめ直すいい機会になると思いますし、自分の興味や関心の幅を広げるいい機会にもなると思います。

 

将来の夢を教えてください。

福田:私は3つあります。

1つは、DesignGirlsが提供できる価値をもっと多くの人に届けたいと思っています。

現状、土日の2日間の講座しか実施できていなくて。それで、プログラミングを自分のものにするとかデザインをプロ並みにできるようになるというのは難しい。私達が目指すところって、自分でサービスを作れたり、アイディアを形にできるというところなので、ちょっと勉強して良かったね、楽しかったねで終わるのではなく、本当にそれを実現できるだけのスキルを身に着けてほしくて、長期講座やブートキャンプも今後はしたいと思っています。そして最終的にはDesignGirlsを技術力を持った女性のコミュニティにして、社会の女性活用をより活性化していくようなムーブメントを作っていきたいです。

2つ目は、若い世代向けにサービスを作りたいということです。

10代に受けるサービスに非常に強い興味があるんです。なぜかというと、思春期のころに流行ったサービスって、自分の人生で消えない存在になると思っていて。中・高生の頃に使っていたサービスというのが、その人たちの世代の色になると思っていて、そういう文化を作るというところに寄与できるサービスを作りたいなと思っています。

3つめは、アートとテクノロジーとプロモーションの力を最大化させた面白いインパクトを世間に起こすということです。

それこそ、BUSCULEさんやBIRDMANさんがやっていらっしゃるようなことなんですけど。ドローンを使ったプロモーションや、プロジェクションマッピングを使ったプロモーションなどが話題ですよね。クレイジーなアイデアを、テクノロジーの力を使って実現してしまう。見てる人は心を打たれ、クライアントは自分のプロダクトの良さを最大限にアピールできる。広告を「邪魔なもの」という認識から、もっと見たい!と思わせるようなものにできたら勝ちですよね。そんな関わっているステイクホルダー全員が幸せになって、かつ人の心にインパクトを起こせるような、そんなものを作ってみたいと思います。

 

木下:僕は2つあります。

1つは自分の作りたいサービスを作る人を増やすということです。

DesignGirlsを立ち上げるときに、日本にもっと起業家を増やしたいという想いがありました。日本はモノづくりで発達してきた国なので、自分でモノを作れる力は、日本の強みとして世界に発信していきたいと思っています。最近でいうと、ITで自分のつくりたいサービスを作るということも、モノづくりと捉えることができるかなと思うので、自分の作りたいサービスを作る人を増やしたいという想いでDesignGirlsの運営をしています。

DesignGirlsは、作りたいサービスを作れるようにするというスクールですが、そのためにはまず、Webの世界に興味や関心を持つ女性を増やしていかなければならないと思っています。DesignGirlsから可愛らしいWebデザインの雰囲気というか、ITの業界ってキラキラしているんだなということを発信していって、ITのwebデザイナーやエンジニアとかがキラキラした女性の憧れの職業になればいいなというのが目標です。

もう1つは、もともと国家公務員になりたいと思っていたという先程の話と繋がるんですけど、発展途上国ってまだまだ日本の技術で解決できる課題が数多く残っていると思うので、橋を作ったり、道路を作ったりとインフラの整備をしなくてもITの部分で解決できる社会課題があると思うので、そういう社会課題の解決にITの力を用いて貢献して、発展途上国の人たちの生活の選択肢を増やすというのが将来の目標ですね。

 

福田さん、木下さん。ありがとうございました!

これからも素敵な講座、楽しみにしています!

 

Design Girlsさんが気になる方はコチラ

 

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