Pictors&Company 代表取締役社長兼CEO水口史椰

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女子Tech編集部です。

今回は、Pictors&Company 代表取締役社長兼CEO水口史椰(ミズグチフミヤ)さんを取材します。

 

水口さんは現在、慶応大学在学中の学生さんであり代表取締役です!学生生活と仕事の両立についても気になりますよね!それでは、早速お話をお伺いします。

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起業のきっかけを教えて下さい。

僕自身、元々、経営者になりたいという想いがありまして、身内でも経営者や起業家が多く、憧れみたいなのが昔からありました。大学に入ってから、じげんという会社でインターンをしたのですが、学生時代にITベンチャーを2社起こされている、じげんの代表取締役である平尾丈さんに会って憧れがより強くなってきました。

最初に思い付いた事業ですと、toBのサービスでしたので、そうなってくると法人化していないとどうしても信用が薄い。であれば法人化させてやろうと思って始めたのがきっかけです。

 

最初に思い付いた事業とはどのようなものなのですか?

最初は、社内の人事関連のクラウドサービスを提供していました。

大企業ですと、社内のHRというところに関しては、統合的なパッケージを使われていたり、クラウドソーシングサービスを使われていたりするところもあるかと思うのですが、中小企業となると、バラ売りのパッケージである『給与奉行』や『勤怠奉行』といった奉行シリーズを使っている企業さんが多かったんです。

1つ1つのジャンルのソフトはあるものの、一括型のものが中小企業では使われていなかったので、今までバラバラだったHR周りを1つでやりましょうというようなクラウドサービスを作っていました。

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そこから今は、飲食店向けのサービスに切り替えているんですね。

飲食向けサービスに切り替えて1ヶ月になります。

いわゆるタブレットオーダーサービスを提供しています。よく、居酒屋や回転寿司で、タッチパネル式の注文システムがあると思うのですが、それを小さな店舗でも簡単に導入できるようなシステムを作っていまして、iPadさえあれば、そこにお店の方でメニューを入力していただくだけで使用できるようになっています。

現在、外国人観光客が増加しているかと思うのですが、我々のサービスでは英語、中国語、韓国語の3つの言語に対応しております。外国人のお客様が来店された時に、コミュニケーションが難しかったと思うのですが、このパッドを使用することで言語変換ができるので、オーダーミスも起きませんし、お互いのストレスもなくなります。

今は、事業内容をガラッと変えて、飲食の事業に特化していますね。

現状は、導入いただいている企業さんはいないのですが、中のシステム自体はほぼ作り終えていまして、導入に向けて、営業を頑張っています。大手のチェーン店というよりは、中小規模で、でも席数は多いようなお店の方々に使っていただけるようになって欲しいですね。

 

Pictors&Companyの社名の由来を教えて下さい。

社名は、ラテン語で「画家」「描く人」という意味の “Pictor” という言葉に由来しております。いま私たちが過ごしている21世紀は「インターネットの時代」と言われ、ムーアの法則に代表されるようにIT(Information Technology)が急速な進化を遂げています。ITは私たちの生活を大きく変え、便利にしてきたのは事実ですが、そのあまりにも急なテクノロジーの発展に、人類がついていけていないのが現状です。私たちはITを十二分に活用できている社会を想像し、事業を通じて「描く」ことで、理想的な生活環境を追求します。

 

メンバーはどのように知り合ったのでしょうか?

COOの岩本とは、関西であったビジネススクールで出会いました。

そこで意気投合し、一緒に共同でやってみようかということではじめています。

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今後の事業展開を教えて下さい。

3年以内に上場を目指しています。

僕はどちらかというと、1つの事業に興味があるというよりは、会社としての成長を大事にしたいと思っています。社会にいろんな課題があると思うのですが、関心があることはもちろん、会社として挑戦できそうなことがあれば、常に新しいことに貪欲に挑戦していける会社にしていきたいと思っています。

人も増やしますし、事業も今は飲食の事業をしていますが、親和性の高い事業が見つかれば、貪欲に挑戦したいと思っています。

 

今までにやっておいて良かったことや、やっておいたら良かったことはありますか?

プログラミングはやっておいて良かったなと思います。僕は元々エンジニアとしても活動していて、いくつかのスタートアップでサーバーサイドを手伝っていたり、大手家電企業で社内システムの開発をしていたこともありました。こういった実際にユーザーに使われるソフトウェアの開発をした経験は、今サービスを作る上でかなり活きています。

理由は主に2つあって、1つ目は、プロトタイプを自ら作れるということです。何かWebサービスやアプリを思いついた時、それを言葉で伝えるのは難しいです。そういったアイデアは、そのサービスを通じてこういったことを実現したい、というビジョンとセットになっていると思うのですが、そのビジョンをUI設計や仕様に落とし込むには多くの時間を要します。その際に、ビジョンを持っている当人がプロトタイプを作ることで、アイデアやビジョンがスムーズに他の人に伝えることができ、その後の開発も進めやすいという利点があります。2つ目は、エンジニアやデザイナーのようなクリエイティブチームとのコミュニケーションが取りやすくなるということです。書けなくても知識だけ持っておくと良い、という意見もあります。しかし、実際に開発経験があると、彼らがどんな事を考えているのか、より深い視点から理解できるようになり、このことはサービス開発において非常に重要です。やっておいた方が良かったなと思うのは、営業ですね。ITベンチャーに関心のある学生は、プロダクト志向が強い方が多いのですが、もちろんセールスやマーケティング無しに、プロダクトの持続的成功はあり得ません。ピーター・ティールも「Zero to One」の中で「販売(セールス)はプロダクトと同じくらいに大切だ」と述べていますが、ここについて考えたり、経験することはもっとしておいても良かったな、と思います。

 

水口さん、ありがとうございました。

訪日外国人観光客が増える今、こういったサービスは重宝されそうですね!

shirokumanet

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